ルールリテラシー「第6章 免責・排除・赦し」
主題
ルール違反に対しては免責か排除をしなければならない。
ルールを維持する方法としては、参照可能性を高めることと、ルール違反に対する「免責」「排除」「赦し」という対応がある
反ルールの正当化を避けるために、ルール違反に対しては必ず何らかの対応をする必要がある。
- 免責
「あなたはルールを知らなかったか、よく理解していなかった」という認識にもとづき 「今あなたがしたことはルール違反なのだ」と相手に知らせる。 この時、免責をペナルティだと思わせてはならない。なぜならペナルティだと思った時点で別のゲームが始まるからである。
- 排除
免責ができない場合は排除を行う。排除とはゲームに一切かかわれないようにすることである。 排除ができない場合、「反ルールの正当化」が起こりルールは維持できない。
- 排除に対する赦し
いったんゲームから排除した場合でも「赦し」により、ゲームに再参加させることができる。 排除された者が「反省」し、その他の者が「反省を認めた」時に「赦し」によるゲームへの再参加ができる。
- 作者: 佐藤裕
- 出版社/メーカー: 新曜社
- 発売日: 2016/04/26
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