ほんのメモ

本を私なりに解釈したメモ

ルールリテラシー「第6章 免責・排除・赦し」

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主題

ルール違反に対しては免責か排除をしなければならない。

ルールを維持する方法としては、参照可能性を高めることと、ルール違反に対する「免責」「排除」「赦し」という対応がある

反ルールの正当化を避けるために、ルール違反に対しては必ず何らかの対応をする必要がある。

  • 免責

「あなたはルールを知らなかったか、よく理解していなかった」という認識にもとづき 「今あなたがしたことはルール違反なのだ」と相手に知らせる。 この時、免責をペナルティだと思わせてはならない。なぜならペナルティだと思った時点で別のゲームが始まるからである。

  • 排除

免責ができない場合は排除を行う。排除とはゲームに一切かかわれないようにすることである。 排除ができない場合、「反ルールの正当化」が起こりルールは維持できない。

  • 排除に対する赦し

いったんゲームから排除した場合でも「赦し」により、ゲームに再参加させることができる。 排除された者が「反省」し、その他の者が「反省を認めた」時に「赦し」によるゲームへの再参加ができる。

ルールリテラシー 共働のための技術

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