ほんのメモ

本を私なりに解釈したメモ

工学的ストーリー創作入門:シーン

書きたいものがあってもシーンを作らなければストーリーにならない。シーンはストーリーの最小単位である。

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一つのシーンは「始まり、真ん中、終わり」で出来ている。終わりの部分で次のシーンに向かう記述をし、テンションを高めなければならない。 どのシーンでも必ずストーリーを進展させること。シーンにおいて決断もせず行動もせず何も進展しないのはシーンの基本原則に反している。一つのシーンに一つだけ進展情報を入れるようにするとよい。 シーンの展開の仕方はそのシーンの意味によって決まる。そのシーンの意味をよく考えなければならない。読者に何を体験してもらうかを指標にシーンを展開をしよう。くどい説明はシーンのテンポひいてはストーリーのテンポを落とす。テンポを落とさない、つまり読者のテンションを落とさないシーン展開を心がけよう。

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工学的ストーリー創作入門 売れる物語を書くために必要な6つの要素

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