工学的ストーリー創作入門:シーン
書きたいものがあってもシーンを作らなければストーリーにならない。シーンはストーリーの最小単位である。
一つのシーンは「始まり、真ん中、終わり」で出来ている。終わりの部分で次のシーンに向かう記述をし、テンションを高めなければならない。 どのシーンでも必ずストーリーを進展させること。シーンにおいて決断もせず行動もせず何も進展しないのはシーンの基本原則に反している。一つのシーンに一つだけ進展情報を入れるようにするとよい。 シーンの展開の仕方はそのシーンの意味によって決まる。そのシーンの意味をよく考えなければならない。読者に何を体験してもらうかを指標にシーンを展開をしよう。くどい説明はシーンのテンポひいてはストーリーのテンポを落とす。テンポを落とさない、つまり読者のテンションを落とさないシーン展開を心がけよう。
工学的ストーリー創作入門 売れる物語を書くために必要な6つの要素
- 作者: ラリー・ブルックス,シカ・マッケンジー
- 出版社/メーカー: フィルムアート社
- 発売日: 2018/04/26
- メディア: 単行本
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