ルールリテラシー「第8章 直接ルールと間接ルール」
主題
多くの間違いはルールの解釈の間違いから起こる
直接ルールと間接ルールの違いを理解して使い分けなくてはならない。
直接ルール
社会的カテゴリーと行為が直接結びついているルール。
例:教師は授業をしなくてはならない。
間接ルール
社会的カテゴリーと行為が間接的に結びつけられているルール。
例:生徒は教師の指示をきかなければならない。
直接ルールであるルールを、間接ルールとして受け取るような誤解があった場合、上司の指示待ちの部下ができあがる。
間接ルールであるルールを、直接ルールとして受け取るような誤解があった場合、勝手な行動をとる部下ができあがる。
上司も部下も、間接ルールなのか直接ルールなのかを意識していれば、間違いが少なくなる。