ほんのメモ

本を私なりに解釈したメモ

ルールリテラシー「第9章 禁止と強制」

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主題

禁止のルールの運用は特に注意する必要がある

禁止のルールを「ルールとして」運用するためには、禁止されていることをしない代わりに何をしなくてはならないかが明確にイメージできなくてはならない

禁止のルールとは「~してはいけない」というルール
強制のルールとは「~しなければならない」というルール

ゲームのコンテキスト(文脈)に沿わない禁止のルールは、無視されがちである。 なぜなら、それをしない代わりにゲームにおいて何をすれば良いのか不明瞭だからである。 例えば、いじめは、いじめをすることによって、自分がいじめの標的にならないようにするという ゲームの側面がある。よって、「いじめをしてはならない」というルールは、ゲームにおいて いじめをしない代わりに何をすればよいのか不明瞭なので無視されることがある。

ルールリテラシー 共働のための技術

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